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企画の哲学

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これは、まだキャンプオンパレードを始める前の5年前の写真です。

 

ヴィンテージテントと自分で考えたタープ。色々と探したギア。

妻と二人で、このスタイルは「スウィートクラシック」だね、と。

 

商品開発には、一つの思想があります。「クラシックの再解釈」。

キャンプオンパレードのテントの形は、決して真新しいものではありません。
昔から、人は夜営をしてきました。ローマ軍、アラブのキャラバン、ノルマンコンクエスト、モンゴルの遊牧民。少なくとも数百年の歴史の検証に耐えた形がキャンプオンパレードのテントの形です(まだ、未発表の今後のものも)。この年月の検証を経ていないものは、まだ成熟していないと判断しています。

 

ただ、単純な、復刻はしません。

このクラシックな形を、今の素材、今の技術で作り直し、ディテールも工夫をします。

ファイヤートランペットも、ユニコーンケトルも、斧の焚刀も、実は火輪も。

古典に分け入り、その本質は残して、現代の我々に合う様に考え直し、現代の作り方、素材で作る。

​カッコいいとか、雰囲気がいい、というのは、キャンプオンパレードの見ていることではありません

結果、一つ一つのものが、モデルチェンジをせずに、長く使える物になります。

理屈っぽいかもしれません。文章が長いかもしれません。流行をおっていないかもしれません。

でもこれがキャンプオンパレードのスタイルです。

​クラシックを再解釈する。

最もアバンギャルドなものは、最もクラシックなものである 

                         by レイモン・ラディゲ

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