ウェッジテント"ハックルベリー"
東京のキャンプオンパレード工房にて、全て手作りをしております。
ご納品まで4-6ヶ月ほど頂きます。
国内生産でのオーダーですので、色の組み合わせ、細かな仕様など、ぜひ、我が儘を仰ってください。 対応をいたします。
オンラインでのご相談にも乗ります。
オンラインショップ→オンラインオーダー相談とお選びください。
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コンセプト
一番に基本の三角形のテント。 狭い、だけど全てが手の届くところにある自分だけの濃密な空間。
今までのキャンプオンパレードにはなかった、ソロから2-3名様向けのテントを作りました。
テント形式の歴史
ウェッジテントと言われる形式があります。 実は、色々なテントの形式の大元になったものです。 三角テントとも言われますね。
有史以前に遡る最も古い形式のテントです。布一枚をかけ、折り曲げて風を避けました。
ローマ軍の行軍時のテントのスタイルは、将校のテントと、兵のテントに大きく分かれていました。 将校のテントは、今のマルキーと言われるスタイル。 そして、兵のテントが、ウェッジと言われるスタイルでした。
日本の平安時代にノルマン人がヨーロッパ中で大活躍をした時代には、このタイプのテントを大規模に展開をして野営をしていたと言われています。
時代は下り、アメリカの南北戦争の頃にも、ベルテントと並んで大量に使われました。
第一次世界大戦、第二次世界大戦、それ以降と、兵士に布を一枚渡し、それをつなげてシェルターとして使えるようにしたものは、特にPUPテントと呼ばれています。
余談ですが、ガンダムThe Origin でシャアが士官学校時代に、足を挫いたガルマに布を一枚かけて「君の宮殿だ」といった使い方をした布も、ウェッジテントになる布です。
色々な大きさがあるけど、基本は2本のポールで、テントの稜線を持ち上げ、周囲をペグダウンするだけのシンプルな構造です。
名前の由来
「ハックルベリー・フィンの冒険」というお話をご存じですか?
そうトム・ソーヤと一緒に冒険をした自由でやんちゃな子です。そして、当時の偏見に囚われない人の本当の姿を見つめる子でした。少し放浪癖もありました。
このテントと一緒に、自由に、やんちゃに、色々な束縛に囚われずに、自然の中に秘密基地を作りに行きましょう!
ハックルベリーは、小さな紫色の実をつける植物の名前でもあります。
中途半端に摘むと全く美味しくない。だけど完熟した実は、本当に美味しい。
自然の中で、この秘密基地のテントを張って、自分にとっての本当の「時」を探すのもいいですね。
サイズについて
用途別に4つのサイズを準備しました。
S
一番に小さなサイズは、山にも持っていけることを想定しました。 ソロ用。
「シェルター」「ツェルト」と言われるジャンルです。
トレッキングポール2本をポールに使います。 登山ならば担いで山の中腹で建てれますね。
高さ100cm、奥行き110cm、幅200cm 、
両端の傾斜を除いた2本のポールの間は180cm
幕体の重さ1.5kg(ベンタイル)、2.0kg(アルバート帆布)
オプション無し価格 45000円
M
真ん中のサイズは、1−2名用。 いわゆる「軍幕」、「パップテント」と言われるサイズになります。
オートキャンプでもいいし、バイクでもいい。
トレッキングポール2本でも立てられるので、上高地や、尾瀬ならば持って行ってもいいですね。
高さ135cm、奥行き170cm、幅290cm 、2本のポールの間200cm
→ポールの間の四角形の部分(両脇の三角形を除く)が、2.0m*1.7mになります。
幕体の重さ3kg(ベンタイル)、3.8kg(アルバートン帆布)
フロア重量1.5kg
オプション無しベース価格55000円
L
大きなサイズは、お子様1−2名ならば、一緒に寝れますね。 オートキャンプ用です。
いわゆる「ウェッジテント」のイメージに一番に近いのはこちらでしょうか?
このサイズは、両端は優美にフレンチベルと言われるスタイルにしました。
5枚のパネルを組み合わせています。色の組み合わせを色々とお試しください。
高さ180cm、奥行き220cm、幅350cm 、2本のポールの間の間隔220cm
→ポールの間の四角形の部分(両脇の三角形を除く)が、2.2m*2.2mになります。
幕体の重量 4.7kg(ベンタイル)、6.0kg(アルバートン帆布)
フロア付属時重量 +2,5kg
オプション無しベース価格75000円
LL
最も大きなサイズは、ファミリーでお使いを前提として作りました。
Lと同じく、両端は5枚のパネルで出来ています。色の組み合わせを色々とお試しください。
高さ240cm、奥行き300cm、、幅450cm、
2本のポールの間の感覚300cm
→ポールの間の四角形の部分(両脇の三角形を除く)が、3m*3mになります。
幕体の重量 6.8kg(ベンタイル)、8.8kg(アルバートン帆布)
フロア付属時重量 +3kg
オプション無し価格ベース90000円
これ以外のサイズをご希望の方は直接にお問い合わせください。別途に見積もります。
サイズ比例で価格は変動します。MとLの間のサイズなど、お気軽にお尋ねください。
テント幕体の生地
ベンタイルを使っております。
軽量で、通気性と防水性を高い水準で両立をしたコットン100%の生地になります。質感の高いアースカラーの色も特筆をすべきものです。
基本仕様と選択可能な項目
1)フロア
M,L,LLは、フロア有り、フロア無しを選ぶことが可能です。Sは、登山などを想定していますので軽さを重視し、フロア無しのみになります。
選択で、「フロア有り」が幕体と縫い付けられているフロア、「脱着フロア有り」がファスナーで分離(取り外し)が出来るフロアになります。
フロア価格
フロア有り(幕体と一体化)M+7500円、L+12000円、LL+15000円
脱着フロア有り M+12500円、L+20000円、LL+25000円
2)跳ね上げパネル
どのサイズのテントも、前面パネルを跳ね上げることが可能です。また、この跳ね上げパネルは2枚になっています。幕体と同じ生地、その後ろにメッシュ。
生地だけを跳ね上げ、メッシュでお使いをいただくことも、両方を跳ね上げて完全に開放をしてお使いをいただくことも可能です。
また、通気性を確保するために、L、LLの2サイズには後ろ側に窓がついています。ただ、この窓をつけるかわりに、L,LLサイズに関しては、後ろ側を跳ね上げることも可能です。
後ろ面に関しては、窓と跳ね上げの両方をお選びいただくことは出来ません。どちらかをお選びください。値段は変わりません。
3)ポール
4サイズともに、長さがあえば、市販のポールで立てることが可能です。
S 90cm, M 135cm, L 180cm, LL 240cm
ただ、キャンプオンパレードのウッドポールを同時にお求めになると、より優美なテントになります。 ポールは、ホワイトアッシュ・ウォールナットの2種類からお選びを頂けます。また、2本、4本、6本(前・後ろの両面を跳ね上げ仕様にした場合)の何れかからお選びいただけます。2本だけをお選びの場合は、テントの中は市販のポールで立て、外部から見える前の跳ね上げだけをウッドポールにするという組み方もあります。
ポール付きでお選びをいただいた場合は、キャンプオンパレードの”モンブラン”(ポール先端につける飾り)がポール本数分、付属をします。
S 2本 ホワイトアッシュ10000円、ウォールナット11000円
4本 ホワイトアッシュ20000円、ウォールナット22000円
M 2本 ホワイトアッシュ 16000円、ウォールナット18000円
4本 ホワイトアッシュ 32000円、ウォールナット36000円
6本 ホワイトアッシュ 48000円、ウォールナット54000円
L 2本 ホワイトアッシュ18000円、ウォールナット22000円
4本 ホワイトアッシュ36000円、ウォールナット44000円
6本 ホワイトアッシュ54000円、ウォールナット66000円
LL 2本 ホワイトアッシュ 22000円、ウォールナット28000円
4本 ホワイトアッシュ 44000円、ウォールナット56000円
6本 ホワイトアッシュ 66000円、ウォールナット84000円
4)煙突ホール
薪ストーブ用の煙突ホールをL、LLサイズに関してはおつけすることが可能です。その場合は、煙突ホールの位置・穴の径に関して、任意にご指定を出来ます。
煙突ホールを追加する場合は、+5000円になります 。
5)色の組み合わせ
パネル毎に色をお選びを頂けます。 同じ素材の中で、どのような色の組み合わせでも可能です。追加料金はかかりません。 是非、色々とご検討ください。
また、フロア・スカートは、以下の4色からお選びをいただけます。
黒、ネイビー、ベージュ、白
メッシュパネルは、オフホワイトもしくは黒からお選びを頂けます。
ガイロープは白もしくは黒からお選びを頂けます。
キャンプオンパレードの真鍮の自在が標準で付属をいたします。
建て方
幕体の稜線の両端にポールをさして立て、周囲をペグダウンしてください。 最後に、ガイロープ で、稜線の両端からペグダウンをするとより綺麗に立ちます。
取扱上の注意
テントに関しては、ご購入後の、破損・改造もお受けいたします。個別のお見積もりになりますので、お気軽にご相談ください。
長くお使いをいただければと思っています。
仕様に関して迷われたら